「夏場の熱帯夜や季節の変わり目、ベビーベッドの室温や湿度が適切に保たれているか不安で、夜中に何度も目が覚めてしまいませんか?」
「赤ちゃんが汗をかいていないか、冷えすぎていないか気になってぐっすり眠れない……」
家事や仕事をシステム化して時間と心のゆとりを創出したい子育て世帯にとって、「赤ちゃんの睡眠環境の自動化・適温化」は親の体力・QOL向上に直結する最重要課題です。
赤ちゃんが小さいうちの睡眠環境は、親の体力に直結します。これまで「ハブミニ」や「見守りカメラ」「屋内カメラ」「ボット」を駆使して自宅のスマートホーム化を進めてきた我が家ですが、我が家がベビー寝室の温湿度管理を強化するために導入したのがSwitchBot ハブ2でした

福岡市の賃貸マンションに住む2児のパパが、自腹で購入し、赤ちゃんの寝室で1年使い込んだうえでこの記事を書いています。平日はIT企業でフルリモート勤務をしながら、家の中も同じ考え方で自動化してきました。
この記事では、スペックの紹介ではなく、「給電コードの弾性で本体が安定しない」「付属テープが剥がれる」「赤ちゃん対策で高い場所に置くと実際の室温とズレる」といった、使わないと分からない部分まで正直に書きます。
読み終えると、あなたの家の寝室にハブ2が必要かどうか判断でき、夜中に何度も起きていた分の睡眠時間を取り戻せます。
結論:ベビー寝室に1台、他の部屋はハブミニの「メリハリ運用」が最適
まず結論からお伝えします。
SwitchBot ハブ2は、赤ちゃんの寝室に置く1台目として最適です。 温湿度センサー・画面表示・スマートリモコンが1台にまとまっているため、「室温が上がったらエアコンをつける」という自動化を、機器を買い足さずに作れます。

現在の価格は変動しています。まずは各ストアで確認してみてください。
ただし、家中すべてをハブ2にする必要はありません。 我が家は次の構成に落ち着きました。
| 部屋 | 設置している機器 | 理由 |
|---|---|---|
| ベビー寝室 | ハブ2 | 人が見ていない時間の温湿度を 自動制御したい |
| リビング | ハブミニ | 人がいるので暑ければ自分で リモコンを触れる |
| 書斎 | ハブミニ | 外出先からの消し忘れ対策だけで 足りる |
「人が見ていない部屋にハブ2、人がいる部屋にハブミニ」——この使い分けが、機能面でも予算面でも最も無駄がありませんでした。
SwitchBot ハブ2を赤ちゃんの寝室で使って良かった4つのこと
1. スマホを開かずに室温と湿度が確認できる
ハブ2で一番効いたのは、本体前面の温湿度表示でした。
理由は単純で、夜中にふと目が覚めたときにスマホを探す必要がなくなるからです。ハブミニはアプリを開かないと室温が分かりません。暗い寝室でスマホの画面を点ける動作は、それ自体が目を覚まさせます。顔を上げれば数字が見える。この差は、実際に寝室で使うと想像以上に大きいです。

2. 画面の明るさをOFFにできるので、赤ちゃんの眠りを邪魔しない
寝室に電子機器を置くとき、最大の懸念は光です。我が家は見守りカメラのLEDランプでも苦労しました。
ハブ2はアプリからディスプレイの明るさをOFF(または減光)に設定できます。 数字は見たいけれど眩しくはしたくない、という寝室特有の要求に応えてくれる数少ない機器です。ネントレ中のご家庭では、ここが決定的な選定理由になり得ます。
3. 室温28℃を超えたら自動でエアコンON:夜中に起きて調整する必要がなくなった
ハブ2の本命は自動化(シーン機能)です。
温湿度センサーが内蔵されているので、次のような設定を機器の買い足しなしで組めます。
- 室温が28℃を超えたら、エアコンを冷房26℃でON
- 湿度が上がったら除湿運転に切り替え
導入前は、寝かしつけたあとに2回ほど寝室を覗きに行っていました。導入後はその行動自体がなくなりました。センサーが見ていてくれるので、私が見に行く必要がないからです。

4. ハブミニと併用することで、家全体のコストを抑えられる
上位モデルを全部屋に入れる必要はありません。環境を「見て制御する」必要がある部屋だけハブ2にして、残りはハブミニで揃える。この分け方で、家全体の自動化を無理のない予算で組めます。
SwitchBot ハブ2のデメリット4つと、我が家の対策
ここが本記事の中心です。正直に書きます。
デメリット1:給電コードに弾性があり、平面に置く際にコツが要る
ハブ2は温湿度センサーが給電ケーブル側に内蔵された特殊な構造です。このコードに硬い張りがあるため、棚やデスクにそのまま置くとコードの反発で本体が浮いたり傾いたりします。
- 我が家の対策: コードの巻き癖を手で軽くほぐし、壁際や棚の奥で配線固定用フックを使ってテンションを逃がすと、本体がピタッと自立します。「置くだけ」では安定しないと理解しておくのがコツです。
デメリット2:温湿度センサーの付属テープが剥がれやすい
コード途中のセンサー部分を壁に固定する付属テープは、粘着力が弱く、時間が経つと外れやすいです。
- 我が家の対策: 付属テープに頼らず、賃貸の壁紙を傷つけないタイプの強力両面テープとコードクリップを併用しています。センサー位置が固定されると、計測値のブレも減ります。
デメリット3:赤ちゃん対策で高い場所に置くと、実際の室温とズレる
物理的には、ベビーベッドと同じ高さにセンサーを置くのが最も正確です。しかし我が家の赤ちゃんは目につくものを倒し引っ張る「破壊神」なので、ベッド横に置いた瞬間に投げ倒されます。
- 我が家の対策: 安全を優先して手の届かない高い棚に設置し、「床面(ベビーベッドの位置)は表示温度より1〜2℃低い」という空気の温度差を前提に、エアコン自動ONのしきい値をやや高め(28℃到達でON)に調整しています。
この温度差を知らずに設置すると、赤ちゃんの寝ている高さは想定より冷えます。 ハブ2を寝室で使う人が最初に知るべき注意点だと思っています。

デメリット4:照度センサーは育児用途では使わなかった
ハブ2には明るさを検知する照度センサーも付いていますが、「夜寝るときに室温を確認する」という我が家の使い方では、照度で何かを動かす機会がありませんでした。
- 我が家の対策: 使わない機能に無理やり設定を作らず、温湿度とエアコン自動化だけに絞って運用しています。設定を増やさないことが、家族全員が迷わず使えるコツです。
つまり、照度センサーを理由にハブ2を選ぶ必要はありません。ここに価値を感じないなら、その分は別の判断材料で考えるべきです。
ハブミニとの違いは「センサー」「画面表示」「本体ボタン」の3つ
ハブ2とハブミニの違いは、実質この3点に集約されます。
| 項目 | ハブミニ | ハブ2 |
|---|---|---|
| 本体の温湿度表示 | なし(アプリのみ) | あり |
| 温湿度センサー | なし(別売りが必要) | あり(給電コード部に内蔵) |
| 画面の明るさ調整 | ―(LED点灯のみ) | OFF/減光が可能 |
| 本体ボタン操作 | なし | あり |
| スマートリモコン機能 | あり | あり |
| 向いている部屋 | リビング・書斎 | 寝室・ペットの部屋 |
リモコンを集約したいだけならハブミニ、温湿度で自動化したいならハブ2——判断はこれで足ります。
価格差や、新しいハブミニ(Matter対応版)との違い、上位モデルのハブ3まで含めた4機種の比較は、別記事で詳しくまとめています。
ハブ3が出た今、ハブ2を選んでも後悔しないのか
現在は上位モデルのハブ3も販売されています。先に書いておくと、私はハブ3を所有していません。
公式情報では、ハブ3はハブ2の機能に加えて人感センサー、2.4インチディスプレイ、ダイヤル操作に対応し、Matter経由で連携できる機器の台数も増えています。価格差はハブ2+約5,000円です。
それでも我が家がハブ2のままなのは、目的が「寝室の温湿度管理」に絞られているからです。この用途に限れば、ハブ2とハブ3で結果は変わりません。差額の5,000円は、SwitchBotの別の製品に回した方が生活が変わると考えています。
買う前に必ず確認したいWi-Fi環境(2.4GHz帯)
購入後に「繋がらない」と焦らないための鉄則です。
ハブ2のスマートリモコン機能や、見守りカメラ・ボットとの連携を活かすには、宅内の同じWi-Fiルーター(2.4GHz帯)に接続する必要があります。 5GHz帯や別回線の中継器につないでしまうと、機器同士の連携が取れません。
ご自宅のルーターが2.4GHz帯を配信しているか、セットアップ前に確認しておいてください。
こんな人にはハブ2は向きません
正直に書くと、次に当てはまる方はハブ2を買っても活躍しません。
- 赤外線リモコンで操作する家電がない … ハブの主機能が使えません
- すでに温湿度計を持っている … センサーが二重になります。ハブミニで足ります
- 寝室以外に置く予定 … 人がいる部屋なら、画面表示の価値はほぼありません
- 配線が見えるのがどうしても嫌 … センサーがコード一体型なので、ケーブルレスにはできません
ハブ2が力を発揮するのは、「人が見ていない部屋の環境を自動で保ちたい」という具体的な目的がある場合だけです。その目的があるなら、迷わず進んでください。
よくある質問
Q. 赤ちゃんの寝室に置いても電波や光の影響は大丈夫ですか? A. 画面の明るさは本体からOFFにできるため、光の懸念は解消できます。設置場所は赤ちゃんの手が届かない高さを前提に検討してください。
Q. ハブミニ+別売りの温湿度計を買った方が安いですか? A. 機器が2つになると電池管理・接続設定も増えるため、温湿度で自動化したいならハブ2の方がシンプルです。
Q. ハブ1台で家中の家電を操作できますか? A. できません。赤外線は壁を越えないため、自動化したい部屋の数だけハブが必要です。我が家も3部屋で3台を使っています。
Q. 賃貸でも設置できますか? A. できます。電源に挿して置くだけで工事は不要です。センサー固定に強力両面テープを使う場合は、壁紙対応のものを選んでください。
Q. 停電やWi-Fiが切れたときはどうなりますか? A. 使えません。給電/Wifi が正常に戻ったときに正常に見えるようになります。
まとめ:寝室の環境を自動化して、親の睡眠時間を取り戻す
SwitchBot ハブ2は、コードの置き方や設置高度に工夫が必要な製品です。付属テープは剥がれますし、高い場所に置けば実際の室温とは1〜2℃ズレます。
それでも、明るさを消せる温湿度表示とエアコンの自動化によって、「夜中に赤ちゃんが暑がっていないか心配で何度も起きる」というストレスからは確実に解放されました。取り戻したのは、親自身の睡眠時間です。
子どもが小さいうちの睡眠は、お金で買えるなら買った方がいい類のものだと思っています。
どこで買うのが良いか
すぐ届いてほしい・ポイントを使いたいならAmazonや楽天で問題ありません。私も普段はこちらで買っています。
公式ストアには有料の延長保証やセット販売が用意されています(内容は時期により変わるため、購入前に最新の取り扱いをご確認ください)。小さい子どもがいる家庭では、機器の寿命より「壊れたときに寝室の自動化が止まる」影響の方が大きいので、保証を長めに確保する考え方は合理的です。温湿度計などとまとめて導入する場合も、セットの方が総額を抑えられることがあります。

